#13 白いスニーカー、黒いスニーカー。

お疲れ様です。イヌイです。

 

先日、新しくスニーカーを買った。

 

 

私はいつも靴を買う時は一足しか購入せず、その一足だけをずっと履き続ける。履く靴がいつも同じだから消耗が激しく、すぐ壊してしまう。頭では分かっているのだが、元々靴を複数で履き分ける習慣がなかったため、

 

「一足でいいでしょ」

 

という面倒くさがりがでしゃばって一足生活に甘んじていた。

 

 

 

そんな一足生活をしていた私だが、今回スニーカーを買うにあたって二足購入することにした。未知の領域である。一日に複数買う事がある物といえば、から揚げ棒ぐらいだ。

 

 

購入する前に、弟には

 

「自分の持っている服に合わせた方がいいよね」

 

と、若干コーディネートを気にした発言をした。見栄を張りたかったのである。若い頃は「シャクレ見栄晴」と呼ばれたものだ。

 

 

 

そんな発言をしておきながら、結局購入してきたスニーカーは白と黒。黒いスキニーを履くことが多かったから、その色にした。私が購入してきたスニーカーを見て弟は

 

 

「え・・・白と黒かよ」

 

 

と、言った。弟に言いたい。

 

 

ファッションの基本は、まず白と黒のスニーカーから始まるのだ、と。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

たぶん。

 

 

 

そう思いながら、玄関にそっとオセロのスニーカーを並べた。

 

 

 

#12 鎌倉に行ってきた。

お疲れ様です。イヌイです。

 

先週、鎌倉に行ってきた。

 

元々、母方の祖父の墓参りが目的だったのだが、鎌倉が近いので帰りにブラブラと歩いてきたのだ。

 

母と弟の3人。私たちは弟からもらった御朱印帳を手に、高徳院長谷寺鶴岡八幡宮をまわって御朱印をもらってきた。

 

 

皆さんは御朱印巡りをしたことがあるだろうか。今回、母も私も弟も、寺・神社はまわれど、御朱印巡りというものをしたことがなかった。

 

入館料や記帳代などお金はかかるが、大人の贅沢なスタンプラリーといった感じ。今回、御朱印をもらったのはたった3つであったが、また集めたくなる楽しさがある。

 

それだけでなく、どのお寺も御朱印に特徴があって面白い。なにより美しいのだ。各寺・神社に御朱印を記帳する人は数名いるが、人によって書き方はバラバラだそうだ。今回は3つまわったが、私のお気に入りは長谷寺御朱印。字の美しさもさることながら、全体のバランスとアーティスティックさも相まって、とても綺麗である。

 

 

地元にも寺や神社があるので、時間を見つけて御朱印巡りをしてみたい。

 

 

 

 

#11 邦題が残念な良い洋画①

お疲れ様です。イヌイです。

 

一昨日のことである。

 

 

私はよくYouTubeで映画の予告を観る。本編を観るより予告を観るのが好きで、気に入った予告は何回も観る。予告を観過ぎて本編を映画館で観に行った時に、

 

「あ、ここ予告で観たわ」

 

と、本編を観る楽しみが減ってしまうぐらい予告が好きなのだ。

 

 

 

んで。

 

一昨日観た予告はリーアム・ニーソンの最新作。ある一人の男性が、毎日通勤で乗る電車で起こるサスペンススリラーノンストップアクションサスペンススリラー超大作。

 

 

 

私の語彙力はスルーしてほしい。

 

 

 

予告を観るかぎりでは面白そうである。

 

 

いつもの通勤電車。リーアムの座席の前に座る女性。その女性がリーアムにあるゲームを仕掛けてくる。

 

困惑するリーアム。

 

電車の中で一人の乗客を探すリーアム。

 

乗客と戦闘になるリーアム。

 

電車をスレスレで避けるリーアム。

 

空から電車が降ってきて、お口あんぐりーアム。

 

 

どうなる、リーアムゥゥゥ!

 

 

トレイン・ミッション

 

 

・・・。

 

 

トレイン・ミッション

 

 

 

 

 

もっとなんかあっただろ。

 

 

「サイレントゲーム」

とか

「トレインゲーム」

とか

「ザ・ゲーム」

とか

「ザ・リーアム」

とかさぁ!

 

 

まず「ミッション」をつけるのやめようよ!直訳したら「電車任務」だよ?車掌かよ!

 

 

 

この「トレイン・ミッション」である映画を思い出したのだが、皆さんは「ミッション8ミニッツ」という映画をご存知だろうか?

 

「ミッション8ミニッツ」

 

直訳すると「8分間の任務」。ダサい。まぁ〜ダサい。しかし、この映画、面白いのである。(あくまで個人の感想です)時間のある方はぜひ観てほしい。

 

 

ちなみにこの映画の原題は「source code」。

 

 

こっちの方がいいじゃん。

 

 

なぜ原題のまま使わなかった。かっこいいじゃないか、「source code」。

 

 

大人の事情でもあったのだろう。

 

「孫に観せたいけど、source codeじゃ伝わらない!」

 

「じゃあミッション8ミニッツで!」

 

「おじいちゃん!ドラえもん観に行こうよ!」

 

「オッケー!」

 

とかね。心中お察しする。

 

 

 

ところで。

 

 

トレイン・ミッション」の原題は「the commuter」。

 

意味は「通勤」。

 

 

ん〜、微妙。

 

 

 

#10 筋肉貯金

お疲れ様です。イヌイです。

 

 

今朝のこと。羽鳥さんの「モーニングショー」を観ていたら、「筋肉貯金」なる言葉が出てきた。

 

みなさんは「筋肉貯金」をご存知だろうか。

 

 

筋肉は動かさないと衰えていく。加齢とともに人間の骨は弱まっていくが、その弱った骨は筋肉でカバーすることができる。しかし、仕事をしなくなったり、家にいることが多くなって体を動かす機会が減ってくると、骨をカバーするための筋肉が衰えてくるのだ。そうなると、骨折するリスクが増える。

 

 

この加齢による衰えで、骨折や寝たきりになる高齢者が増えてきている。「筋肉貯金」とは骨折や寝たきりにならないように、筋肉を鍛えておくことを分かりやすく伝えた言葉なのだ。

 

 

「筋肉貯金」良い言葉だと思う。

 

番組内では両手を使わない状態で片足で椅子から立ち上がれるか、筋肉テストが行われていた。片足で立ち上がれない人は要注意。番組コメンテーターの方たちは皆立ち上がれていたが、街頭テストでは50人中10人しか立ち上がれなかった。私もやってみたが、立ち上がれた。

 

 

ギリギリで。

 

 

左足にシックスパッドでもつけてんのかっていうくらいプルプル震えていた。おかしいな。立ち仕事だから筋肉は鍛えられているはずなんだが。

 

 

 

人間の筋肉は7割が下半身に集中している。よく筋肉を鍛えるというと、上半身を鍛える人が多いと思うが、日常生活において大事なのは下半身の筋肉らしい。立ち上がったり、歩いたりすることの方が多いですからね。

 

 

ちょっと待てよ。

 

 

人間の筋肉の7割が下半身に集中しているということは、残りの3割は上半身。その上半身の3割の筋肉を一瞬だけ下半身に集中させることができれば、もっと楽に立ち上がれるんじゃないのか?

 

 

上半身のありとあらゆる筋肉を、太ももやふくらはぎにもっていければ・・・。

 

 

 

もっていくってなんだ?

 

 

冷静に考えろ。上半身の筋肉を下半身にもっていったとしよう。百歩譲って。

 

上半身はどうなってんだ?湯葉みたいに骨と皮膚がダルッダルになるじゃねぇか。まさに湯婆婆。

 

 

 

 

湯婆婆ずんぐりむっくりじゃねぇか。

 

 

椅子から片足で立ち上がろうと上半身の筋肉を下半身にもっていったら、上半身が湯婆婆になるってどういうことだ。筋肉増強してんじゃねぇか。どこから来た、その筋肉。

 

 

片足で上がるために上半身が

 

べろんっ

 

って湯葉みたいになったと思ったら

 

ベコッ

 

てなって、目が

 

カッ!

 

て見開いてからの

 

湯婆婆。

 

 

 

なんで毎回真面目に書けないんだろう。

 

 

みなさんも下半身の筋肉は鍛えておきましょう。

 

 

 

#9 キミは覚えているか?オナラ真拳を・・・。

お疲れ様です。イヌイです。

 

 

   今月初旬、ドバイ発アムステルダム行きの旅客機内でトラブルが発生した。ある男性がオナラをし始めた。隣に座っていた男性二人の乗客が注意するも、オナラは止まることなく連発。とうとう機内で喧嘩が勃発し、機長はやむなくオーストリア緊急着陸をしたのだ。

オナラを注意した乗客は飛行機から降ろされ、オナラを連発した乗客は目的地まで飛行機に乗って行けたらしい。


  オナラをした乗客が飛行機から降ろされずに、隣にいた乗客たちが降ろされたところをみると、オナラをした乗客に非はないと機長やスタッフが判断したのだろう。たぶん、緊張することでオナラが止まらなくなる症状でもあったのではないだろうか。


  もし、私が隣にいたらどうしていただろう。

 

プァ!

 

 

「おっと失礼」

 

「あ、大丈夫です」

 

プァ!


「これまた失敬」

 

「いえ、なんのこれしき」


プァップァ!

 

「ハハ、すみません。席をはずしましょう」

 

「いえいえ、そこまでする必要はありません」

 

「え?」

 

「私が合いの手を入れましょう」

 

「それはどういう・・・」

 

プァ!

 

「ハッ!ヨイショ!」

 

プァップァ!

 

「まだまだドンドン!」

 

プァップァラップァ!

 

ドンペリ注がなきゃ誰が注ぐ!」

 

プァップァップァップァップァップァ!


「それそれそれそれそれぇ!」

 


いや、うるさいよ。

 


オナラに合いの手を入れるとこんなにうるさいとは。新発見ですな。こんなお祭りムードを出せたら、喧嘩なんて起きなかったのではないだろうか。

 

ところで、このオナラトラブルである事を思い出した。昔、ジャンプで連載されていた「ボボボーボ・ボーボボ」という漫画をご存知だろうか?その作中にオナラ真拳というのが出てきた。名のとおり、オナラを使った格闘技?である。この機内でオナラを連発した乗客も、このオナラ真拳の使い手だったのではないだろうか。実際注意した乗客が降ろされているところを見ると・・・。

 

考え過ぎか。

 

#8 年越しちゃった。ブログ名を変える。

お疲れ様です。イヌイです。

 

 

年越しちゃった。

 

年末から仕事でパタパタしていたら、年越し蕎麦を食べるタイミングどころか、気づいたら年明けという・・・、

 

あけましておめでとうございます。

 

今年もよろしくお願いします。みなさんいかがお過ごしでしょうか?お詣りに行きましたか?人混みに疲れ、鼻血を出した方もいるのではないでしょうか。左ですか?右ですか?それとも両方?鼻血を出した後に、顔を上にあげて鼻血を止めようとする行為は危険だそうですよ。なんでも、

 

 

 

え?鼻血はもういい?

 

 

 

そうですか。これから佳境への伏線を張るところでしたのに。

 

さて、今年は戌年ということで、私にとっては良い年になればいいな、と。イヌイだからね。イヌイだけに。

 

 

私、辰年ですけどね。

 

 

 

タイトルにもありますが、ブログ名を変えようと思います。

 

 

「後ろを見ない犬。」

 

 

堅苦しいですが、どうでしょう?なぜこのブログ名にしたかというと、話は1月2日に遡る。

 

 

1月2日。何がある日かお分かりでしょう。そうです。箱根駅伝です。夜勤から帰ってきた私は、箱根駅伝大好き芸人の母と一緒に箱根駅伝を観ていた。私は眠かったので、とりあえず1区だけ観て寝ようと思っていたのだ。

 

1区をリアルタイムで観るのは久しぶりであった。正月はいつも朝起きるのが遅かったから。

 

 

私が静かに見守る中、青山学院大学の鈴木くんの挙動がおかしい。

 

横をチラッ。

後ろをチラッ。

横をチラッ。

 

とにかく首の動きが激しい。走っている脚より動かしているんじゃないか、というぐらい、忙しいのだ。

 

 

箱根駅伝大好き芸人の母の解説によれば、1区は中盤までは団子状態が続き、皆どのタイミングで突き放すのか様子を伺いながら走る。中継所の近くまで団子状態が続いて、残り100メートルか200メートルで多数の選手が徒競走になる年もあったらしく、最後までどうなるのか分からないのが1区。だから各選手は他の選手がどのタイミングで仕掛けてくるのか探りながら走るのだ。

 

 

だから鈴木くんは探りまくっていた。他選手の出るタイミングを。首を横に、後ろに、縦に・・・は、振っていない。

 

 

母は後ろをチラチラ見ながら走る選手が嫌いらしい。男らしくない、と。真っ直ぐ前だけ見てろ、と。感情が高ぶり、叫ぶ。

 

 

「チラチラ後ろ見てんじゃねぇ!」

 

「べぇろぉ!おめぇやる気あんのかぁ!」

 

「ヘヘっ・・・・・ぶっとばすぞ?」

 

 

 

 

 

野沢雅子か。

 

 

 

ウチの母はこんなに凶暴ではない。「感情が高ぶり・・・」から私の脚色。もう完全に私の脚色。皆さんには深くお詫び申し上げたい。

 

 

 

その後ろを見ない走りの話をしている時に、母はボソッと

 

「後ろを見ない人生ね」

 

と、言った。

 

 

「後ろを見ない人生」

 

 

なんだかかっこいい。後ろを見ないっていうのはとても難しいが。誰しも過去を振り返りたくなるものだ。

 

 

しなければ、行かなければ、言わなければ、会わなければ。

 

 

 

過去を振り返っても、過去にとらわれないように。前向きに。

 

「前向きに生きたい」という思いを込めました。

 

 

「後ろを見ない犬。」

 

 

 

今年もよろしくお願いします。

 

 

 

#7 その名前、「はやて」と読むか、「しっぷう」と読むか。

お疲れ様です。イヌイです。

 

 

明治安田生命が毎年行っている「名前ランキング」をみなさんご存知だろうか。

名前ランキング2017」で調べると今年の人気の名前が出てくるので、暇な方は是非調べてみてほしい。男の子も女の子も、

 

「あ〜、うんうん」

 

と言いたくなるような、かっこいい・かわいい名前が上位にランクインしている。

 

 

私は何気なくそのサイトを眺めていたが、あることに気づいた。

 

 

同じ名前でも読み方が違うのだ。例えば「悠人」という名前。私だったら「ユウト」と読んでしまうが、「ハルヒト」とも読める。

 

そういえば昔一緒に働いていた人に、「颯」という名前の人がいた。みなさんは読めますか?私は最初読み方が分からなくて、

 

 

たちかぜ

 

 

だと思っていた。マジだ。どこの力士だ、と。

 

 

ちなみに正解は「はやて」です。かっこいい名前である。

 

 

「はやて」といえば、「疾風」という漢字の方がメジャーだが、この漢字は「しっぷう」とも読める。

 

 

もし「疾風」という名前の人に出会ったらどう呼べばいいのだろう。

 

 

「はやて」か「しっぷう」か。

 

 

そんなのどっちでもいいだろ、と思うかもしれないが、名前を間違えられると結構ショックなものである。私のように平仮名であれば間違えようがないが、どっちとも取れる名前は難しい。相手を傷つけずに、相手の本名を言うにはどうするか。

 

 

「こんにちは」

 

「こんちゃす!」

 

「え・・・と」

 

「・・・」

 

「は・・・ぷぅんてさんはぁ」

 

「はい?」

 

「えぇ・・・と」

 

「・・・」

 

「しっ・・・ぷぅてぇさんは・・・」

 

「あの・・・自分の名前なんすけど」

 

「え?うんうん!(しめた!相手から言わせる作戦大成功!)」

 

「自分の名前、サイクロンて言うんす」

 

 

 

 

そりゃないよ。

 

 

ズルいよ。当て字は。

 

 

もし自分に子供ができることがあったら、読みやすい名前にしよう。