#18 エグモント・ホイスコーレン

お疲れ様です。イヌイです。

 

昨日から山形県南陽市デンマークから修学旅行生が来日している。

 

デンマークには「フォルケホイスコーレ」という成人教育機関が約70校ほどあるのだが、今回来日しているのはその内のひとつ、「エグモント・ホイスコーレン」。「エグモント・ホイスコーレン」の特徴は障害者と健常者が寝食を共にしながら学んでいくところだ。

 

 

先ほど、この「エグモント・ホイスコーレン」の事を母に話したら、母が中学生の時は障害者と健常者が同じ教室で学んでいたらしい。私が小・中学校の時はすでに「特別学級」として障害者と健常者が分かれて学んでいたので、今の子供たちが母の話を聞いたらどう思うだろうか。

 

 

障害者に対して「どう接すればいいか分からない」という人たちは多いだろう。正直、私もその内の一人だ。ただ、子供の頃から障害者と健常者が互いに触れ合う経験があるのとないのとでは、社会に出た時に考え方や生き方が変わってくるのではないか。教育課程でそういう経験がもっとあってもいいんじゃないかな、と思う。

 

 

 

エグモント・ホイスコーレンの修学旅行生一行は14日まで南陽市に滞在する。ワイナリー見学や赤湯温泉街の散策、パラグライダーの体験などをするそうだ。南陽市の方々とたくさん触れ合って、存分に楽しんでいってもらいたい。