#9 キミは覚えているか?オナラ真拳を・・・。
お疲れ様です。イヌイです。
今月初旬、ドバイ発アムステルダム行きの旅客機内でトラブルが発生した。ある男性がオナラをし始めた。隣に座っていた男性二人の乗客が注意するも、オナラは止まることなく連発。とうとう機内で喧嘩が勃発し、機長はやむなくオーストリアに緊急着陸をしたのだ。
オナラを注意した乗客は飛行機から降ろされ、オナラを連発した乗客は目的地まで飛行機に乗って行けたらしい。
オナラをした乗客が飛行機から降ろされずに、隣にいた乗客たちが降ろされたところをみると、オナラをした乗客に非はないと機長やスタッフが判断したのだろう。たぶん、緊張することでオナラが止まらなくなる症状でもあったのではないだろうか。
もし、私が隣にいたらどうしていただろう。
プァ!
「おっと失礼」
「あ、大丈夫です」
プァ!
「これまた失敬」
「いえ、なんのこれしき」
プァップァ!
「ハハ、すみません。席をはずしましょう」
「いえいえ、そこまでする必要はありません」
「え?」
「私が合いの手を入れましょう」
「それはどういう・・・」
プァ!
「ハッ!ヨイショ!」
プァップァ!
「まだまだドンドン!」
プァップァラップァ!
「ドンペリ注がなきゃ誰が注ぐ!」
プァップァップァップァップァップァ!
「それそれそれそれそれぇ!」
いや、うるさいよ。
オナラに合いの手を入れるとこんなにうるさいとは。新発見ですな。こんなお祭りムードを出せたら、喧嘩なんて起きなかったのではないだろうか。
ところで、このオナラトラブルである事を思い出した。昔、ジャンプで連載されていた「ボボボーボ・ボーボボ」という漫画をご存知だろうか?その作中にオナラ真拳というのが出てきた。名のとおり、オナラを使った格闘技?である。この機内でオナラを連発した乗客も、このオナラ真拳の使い手だったのではないだろうか。実際注意した乗客が降ろされているところを見ると・・・。
考え過ぎか。